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2018年5月 2日 (水)

四月下旬のまとめ(その二)

続き・・・
林屋晴三先生が亡くなられて一年がたった。あっという間の一年。
柿伝で追善茶会が開催された。
着物と帯は
 
 
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アイスグレーのような無地の着物に黒地に蝶の織帯。この帯は流儀に属していた時にお揃いで頒布されたものだから、もう、30年以上前かもしれない。最近はちょっと出番が多くなった・・・
 
寄付きには松花堂の撫子図に沢庵の賛。
本席残月床に一休宗純筆「正印」。難しくてよくわからん・・・花は那須から届いた延齢草とわらび。お菓子は紫野和久傳「笹ほたる」。おいしいけれど食べにくい・・・御茶は京はやしや「天下の昔」
道具は素晴らしいものぞろい。光悦の赤楽が主茶碗。
 
点心席には先生の笑顔のお写真が陶芸家高橋奈巳さんの一輪挿しとともにあった。
 
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点心も地味・・・お造りは別皿にひらめのこぶ締め。
お椀はアイナメの葛たたき。ご飯はグリンピースごはん。とてもおいしい。先日、京都で塩辛い点心を食したばかりだったので優しくて柔らかな柿伝の味にほっとした。
 
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点心の後の薄茶は席に座ったままで水屋から点て出しされた。お菓子は半田松華堂の棹物。銘は藤波。御茶は八女の星野園「星霜の昔」。お道具は古今サロンの畳敷きのところに展示されていたが、新しいものばかりで構成されていた。
 
後日、久しぶりで竹橋の近代美術館工芸館へ「名工の明治」展(工芸館開館40周年記念所蔵作品展)を見に行く。
鈴木長吉「十二の鷹」が修復を終えてすべて展示されていたが、こういうものは好みではないのでさっとみて、ほかの展示室はじっくりと見たが中でも第一室にあった、池田泰眞作「網代鶴蒔絵衣桁掛屏風」(1868-1903)が素晴らしかった。屏風裏側の水の流れ(光琳流水)も素晴らしい。光琳へのオマージュらしい。こんな衣桁が置いてあるお部屋はどんな感じだったのだろう・・・
 
大好きな石黒宗麿は「黒釉葉文碗」がよかった。稲葉天目?にあこがれて陶芸を始めたとあった。一行書「一華不落」が床に掛けてあった。
江里佐代子さんの「きり金六角組飾筥」と大角幸枝さんの「銀打出花器 潜龍」もよかった。
帰りに気が付いたのだが、東京駅方面丸の内は高層ビルが立ち並び壁のように見える。空がなくなっていくような気がした。もっと、景観を重視できなかったのかしらと思う。
 
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