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2016年3月 7日 (月)

いろいろな変化が身近なところで起きているかも・・・

三月初め、小田原市郷土文化館主催の「床の間を飾ろう」という講座を見学した。自宅近くの公園のアンズらしき花も満開に近くなっている。

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会場の松永記念館老欅荘で行われた「床の間を飾ろう」には10人の参加者が・・・なんとなく若い人が来ているのかと思いこんでいたが大きな間違いだった・・・中高年女性9名と男性1名。講師は大学の学芸員課程の先生で近代日本画研究をなさっている。そして、お花の先生(女性)と講座をヘルプする学芸員課程を履修中の学生が3名(?)。他に郷土文化館の学芸員が3名。参加と同じくらいの人々がかかわる。

はじめに今日の講座の趣旨説明が担当学芸員からあり、講師の紹介とコンセプトのようなものが語られた。老欅荘の中の案内からスタート(担当学芸員)、そして床の間に掛ける掛け軸を選ぶ。

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床の間の一つ、松下亭(茶室)の床にはこの掛け軸をかけて花を飾ることになった。

その間に広間にはたくさんの花が用意され、(参加者たちは特別に許されて、敷地内の植物を選んで採ることも許されていた。)自分たちがお庭で採って来たものと合わせて想い想いに花を生ける。広間に花の香りが満ちて・・・

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それぞれが生けた花を順番に床におき、どんな思いを込めて花かを語り、生け花の先生が講評する。それぞれの想いが豊かに生け花に託されてなかなか楽しい。人の話を聞き、自分の想いを伝える楽しさを味わえたのではないかと思う。

お昼休憩をはさんで午後は寄り付きの床に別の作品をかけて(現代絵画・・抽象画)また、花を生けて、お話をというのが繰り返された。最後に広間で御菓子とお抹茶をいただき、講師の講評と参加者の感想を述べるひと時が設けられた。おおむね、楽しく有意義な時間をこのような数寄屋建築の中で過ごすことが出来てよかったという感想だった。

私が少々びっくりしたのはこのような年代の人たちが生け花をいたこともなく、すでに床の間の無い生活になっていることだった。1970年代はまだ会社などで生け花や茶の湯の先生が出張してお稽古をする時代だったと思うが・・・急速に時代が変化し、バブル時代を迎えお稽古事がすたれ・・・新しいことに目が向き伝統的なことへの関心が亡くなった時代を過ごした方々がたくさんいるということ。こんなにこの講座が目からうろこのようなことになる(参加者にとって)とは思いもしなかった。

せっかく、保存された施設なのだからこれからもこの施設を生かしながら文化の継承がなされると良いなと思う。

複雑などう表現したらよいかわからない気持ちを胸に家路についた・・・やっぱり明日はカスヤの森に行こう!若江さんとこのことについて話したい。

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