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2014年11月30日 (日)

京都嵐山「もみじの会」

11月下旬、コーヒーのミカフェートの企画で京都嵐山の対岸、JR山陰線嵯峨嵐山駅から歩いて20分くらいのところ 千鳥が淵を望む染織作家奥田祐斎氏の染工房夢祐斎で「スカーフの染織体験」、「”山田チカラ”の特製弁当」 、「”コーヒーハンター川島”のグラン グリュ カフェ」を、それぞれの道を究める3人の解説付きで楽しむ『もみじの会』が開催された。

紅葉の京都を訪れるのは随分ひさしぶりなので人出の多さを恐れながら出かけが、やはりすごかった・・・京都に到着すると念のため観光案内所に行くと車とバスは一体何時につくのか予想も不可能ですから山陰線に乗っていってくださいといわれたのですぐに32番線に。満員の乗客を乗せて、20分ほどで嵯峨嵐山駅到着。渡月橋に向かって歩き出すと周りは韓国語と中国語ばかり・・・混雑のひどい時は1車線の一方通行になるというほどの混み具合。

今年の紅葉はここ数年に比べるといくらか早く、勤労感謝の日の連休が人出のピークだったとか・・・12月にはホテルの空室もありという状況らしい。

思いのほか暖かかったので、コートを持って、人ごみをかき分けるようにしてやっと渡月橋に辿り着く。2014112728_007
ここから保津川を左に見て、どんどんと奥へ進む。人が多くて、人力車も多くて大変。周恩来総理の記念碑を過ぎて、さらに川の淵を歩いて進む。

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さすがにこの辺りは人が少ない。やっと染工房に到着。

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紅葉の階段をすすむ。(↓振り返ったところ)

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玄関から振り返るとこんな感じ。まさに赤く染まる!

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まずは吊るし柿が彩りを添えるお部屋(この建物はかつて旅館だった。この部屋で川端康成が『山の音』を執筆した。)で奥田祐斎氏の活動を収めたDVDを拝見する。

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フランス、パリのルーブル美術館内の装飾美術館で2008年に開催された展覧会(経済産業省がかかわった日本の染織を紹介する展覧会)の様子などとともに奥田氏が復元された黄櫨染めのことなどを紹介された。奥田氏はその製法がわからなくて幻の染といわれる約1200年前の黄櫨染(こうろぜん)を現代に復元し、オリジナルの染織技法「夢黄櫨染」を誕生させた。天皇がお召しになる黄櫨染は太陽の光があたると赤くなる。その技法は永らく中国のものと思われていたが日本で生まれたものだったことが1972年にわかった。その後、奥田氏は黄櫨染を拝見、調査する機会に恵まれ、再現に成功された。

お食事(山田チカラさんが調製された特製ちらしずしと聖護院蕪の擂り流し)

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アワビやマツタケ、赤こんにゃくなど・・・

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染織体験

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色見本

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私の作品?嵯峨の竹林をイメージしてグリーンを選択。

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さてどんな具合に出来あがるのかしら?届くのが楽しみ。

先生は男性参加者のリクエストで龍のイメージで染められた。

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作品の展示室も拝見して、いよいよ川島さんのコーヒーをいただく。グラン・グリュカフェとロールケーキ。ロールケーキは京都で洋菓子の工房を主宰されている津田陽子さんが作ったホワイトチョコレートのクリームが入った美味しいものだった。

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津田陽子さんは赤坂紀尾井町でもお菓子の教室をなさっていたことがあり、美味しい焼き菓子をいただくことが出来たのに今は京都だけ。久しぶりにいただいた津田さんのお菓子はやはりすご~く美味しい!コーヒーととてもよく合う。

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あっという間に時間が経って、お別れのとき。もう一度紅葉を堪能する。

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帰りもまたすごい混雑。天龍寺の前のお蕎麦屋さんは締まっていたが、先年、遷化されたミトワ清泉様とこの店でおそばを食べたことをちょっと思い出した。

紅葉の中で一日、美味しいものをいただき、初めての染織体験(ただ、布に刷毛で色をつけただけだが・・・)も出来て楽しかった。

そうそう、JR東海の新幹線の車内販売のコーヒーカップにはこんなマークがある。以前、川島さんから教えていただいたので、忘れずチェックしてみた。レインフォレスト・アライアンスという国際的な非営利団体のカエルのマーク。この団体は人類が大地と調和しながら共栄できる世界の実現を目指している。生物多様性の保護と人々の持続可能な生活の確保を使命として活躍している。このマークの商品を買うことによりこの団体の活動にいくらかの寄付をすることになる。

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帰りの新幹線では隣に座った方が山崎の「聴竹居」と国宝茶室「待庵」、大山崎美術館へ日帰りで行ってきましたとお話された。羨ましい。私は茶室「待庵」へは数度行ったことがあるし、大山崎山荘美術館へは2回行ったことがあるが「聴竹居」へはまだ行ったことがない。年に数度「聴竹居」と近隣の施設をめぐるイベント企画があるらしい。ここの紅葉も素晴らしかったとか・・・秋のもみじがすばらしいなら青モミジもきっとよいことだろう。楽しみがやってくる気配!

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コメント

ちゃんとリサーチして無駄なく時間を過ごされるなんてうらやましい。
きっと出かけられることの多かったのが介護から開放されての渇きを癒されたことでしょう。
見事な紅葉ですね!私も紅葉狩をしたいと思うのですが、おそろしい観光客、もうかつての細雪のようなそぞろ歩きは無理でしょうか。
かつて旅館だった場所は、嵐山の嵐峡館ではありませんか。
そうでしたら、京都桂に住んでいた甥の結婚式の披露宴をここで、宿泊したことがありますが、ただばたばたと忙しくて老舗旅館の良さを味わう暇がなくて…

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