無料ブログはココログ

« 8月5日記録的な暑さの日々・・・ | トップページ | ある日の夕食 »

2014年8月 8日 (金)

暑気払いをなべ家の江戸料理で!

空を見上げると鱗雲。やっぱり秋は近付きつつある。電車の中から撮った。

201487_015
普段は夜の営業のみの大塚の「なべ家」さんは人数が集まれば昼間も営業してくださる。やはり女性達は昼間のお出かけが安心して出られるらしい。若い女性はそんなこと無いと思うが・・・

座敷の床には会津八一の書がかかっていた。それよりも清々しいツワブキの植栽に目がいってしまい掛け軸の写真がない。団扇とその篭も瀟洒なものだった。

201487_002


201487_003
夏の献立201487_012
座付(最初に出されるむしやしないのようなもの。まあ、とりあえず、何かおなかに入れてくださいという心づかい。お酒もいただくので空腹はよくない。おまんじゅうとお茶が出されるのもその名残らしい。実は小豆がとてもよいらしい。)辛み大根がぴりっとしてお口中もさっぱりするし、食欲が出てくる。

201487_001
口代(くちがわり)・・・おせちでは口取りといってかまぼこやだて巻きなどであるが今日は夏らしく。でも名物の卵焼きは外せない。必ず出てくる。美味しい!あわび山椒焼、ジュンサイ、松茸・茄子辛子和え(国産の辛子を使っているそうだ)。

201487_004
ご主人、福田浩さんは骨董収集家でもあるので器にも趣向が・・・

汁はシジミ汁(澄ましみそとある。)十三湖の大きなシジミ。この汁はどうやって作るのかしら?食後ご説明くださったが贅沢な材料使い。昔は料理一つごとに汁を出したらしい。この頃の料理人は最初のお澄ましのみ力を入れ、後は弟子に任せたりするが、汁は最後まで気の抜けない料理であるとのこと。

201487_006
蓋をあけると

201487_005
なます(水貝):うには甘くてとろける。赤貝、あわびはやわらかい。海老もおいしい。膾は刺身の前身で材料を細く切ったもののことをいうらしい。

201487_007
焼き物は鮎塩焼き

201487_008
頭からすべて食べられる。小さなキュウリが味噌と共に

201487_009
煮物は貝焼き

201487_010
アワビの殻を器に芝エビ、ギンナン、なす、などを卵とじに。優しいお味。

飯はアワビご飯

201487_011
アワビを貝殻ごと入れて炊くと香りが一層よくなるらしい。肝は取り出して潰して混ぜる。

水菓子は梨黒和とマスカット

201487_013
梨に黒ゴマ。ゴマの炒り方、また、ゴマの産地も重要らしい。おおきな粒だった。江戸時代にはこんな食べ方もあったのだろう。今と違って梨はもっとかたく甘くなかったと思う。因みに帰宅後、福田さんの「大江戸料理帖」を見てみたら梨はなかったけれど、柿を焼くという料理があることが分かった。いまでも柿を焼いて食べるところが山陰地方にはあるそうな。

甘みはいつも出てくる「玲瓏豆腐」

201487_014
食材と器、室礼にまで行きとどいた至福の二時間だった!

« 8月5日記録的な暑さの日々・・・ | トップページ | ある日の夕食 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

私たちも7月末三友居でランチをしました。
ここの「なべ家」さんもおいしそう。」
あわびの殻の卵とじ食べてみたいです。
秋にでもチャレンジしようかな。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/563570/60117084

この記事へのトラックバック一覧です: 暑気払いをなべ家の江戸料理で!:

« 8月5日記録的な暑さの日々・・・ | トップページ | ある日の夕食 »