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2014年4月 2日 (水)

韓国精進料理の会

食べ物ブログみたいになって来た。先日、コリアン・フード・コラムニスト八田靖史さんの案内で韓国ハムギョンド(咸鏡道)の郷土料理を体験する催しに参加した折、八田さんから韓国精進料理を食べる会があるのですがいかがですかと誘われて参加した。

大きな鉄道事故(1962年国鉄戦後5大事故といわれている)でその名を知っているだけの三河島。この駅のホームから見える韓国チキンのお店へ上野駅から常磐線に乗って行きました。以外と近かったけれど・・・↓はお店と反対側の桜。

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三河島の名前は江戸時代に徳川家康が開墾事業のために三河から(伊藤家など)人呼び寄せ居住させたことによるらしい。明治以降、済州島出身者たちがさまざまな工場や施設で働くために居住し始め、韓国料理のお店なども出来たようだ。

会場となる店(ママチキン)は駅のホームから見えた。空地に挟まれポツンとある一軒家だった。しかしながら、長い間手入れはされていない築40年以上と思われる古~い建物はかなりディープな感じ。韓国は青松(チョンソン)出身の姉弟が経営されているチキンを提供するお店とマッコリの醸造施設を兼ねている。弟さんはチョンソンでもマッコリを作っていたそうで日本で免許を取って「周王山」というマッコリを作っている。湯島にもその名を冠したお店がある。姉は阪神大震災の年に来日し、花園大学の学部、院を修了後、韓国の海印寺(ヘインサ。ユネスコ世界文化遺産の「大蔵経板殿」で有名)で尼さんだったそうだ。どういう経緯で日本に再度来られたかは知らないが、八田さんに韓国の精進料理を紹介したいと話したことがきっかけでこの日特別に作ってくださった。(普段は提供されていない。)

10種類以上のお料理は食べきれないほどあった。最後には長芋のジョンの作り方とサンチュ味噌の作り方までご披露いただき午後1時から4時過ぎまで食べっぱなし、飲みっぱなしの春の午後だった。因みにマッコリはこの日のための特別製。イチゴマッコリ。私は飲めないが香りだけ楽しんだ。さわやかな甘い香りで少しピンクがかった色だった。

オードブル。昆布で巻いたパプリカ。昆布やワカメなど海藻は春の黄砂などを体の外へ排出してくれるといっていた)真中の白いものは酢飯をキュウリで巻いたもの。さっぱりとして美味しかった。左はヨモギのクレープで古漬キムチを巻いたもの。右はソテーしたエリンギにナツメをのせて細いネギを巻いてある。

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小さなお皿は豆(黒豆、落花生など)の煮物。唐辛子のつくだ煮風。トラジ(キキョウの根)のキムチ。右にちらっと見えているのはハナウドのてんぷら。

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中華の八宝菜のような甘酸っぱい料理

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三種類の野菜のナムル(特に手前の干し大根葉のナムルは絶品。青松のお母さん手作りの干し大根葉)右の細い軸の野菜はチナムル。左はシラヤマギク。

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肉のように見えるのは豆をつぶして作った肉もどき。左の春の白菜 キムチサラダ?と一緒に食べるとお肉のよう。

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レンコンのジョン201432930_044

トラジ(キキョウの根)のナムル

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私の好きなドングリの粉で作るトトリムク(ノビルが入っていた)のあえもの。

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↓は何だかわすれた。寒天で固めたようなものだった。

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↓これは特別メニュウのチゲ(青松のお母さんが作った年代物の味噌で作ってくださった。すごく美味しい!)

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長芋のジョン。長芋をすりつぶし、ジャガイモ、エリンギ、パプリカ、タマネギを入れて焼いていた。

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サンチュ味噌(サンチュにご飯をのせ、この味噌をのせ、巻いて食べたらさぞかし美味しいことだろう。このままでもお酒の肴になる。)

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お寺の精進料理はすごく難しいといっていた。手間と時間もかかる上、使う材料が限られているのにさまざまな味を作らなければならないから。お寺ではニンニクも使わない。

尼さんママは来月は9種類のナムルをのせた精進ビビンパブを作り、チキンを食べる会にしたらどうかしらと八田さんに話していた。今年は韓国も寒い冬だったようで春の山菜や畑の野菜も生育が遅れ思うような材料が手に入らなかったことで尼さんママの達成感に程遠い出来だったようだ。4月にリベンジを計りたいようだがはたして実現の運びになるのか?

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