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2013年5月 5日 (日)

時鳥(ほととぎす)茶会

晴天に恵まれた5月4日、小田原の清閑亭(登録有形文化財『旧黒田長成侯爵別邸)で欠庵会主催の第一回ホトトギス茶会が開催された。

ホトトギス茶会の由来はこの歌から。

    水鳥の鴨の羽のいろの 青山の木梢去らずて 啼くほとゝぎす(良寛)

 主催者の一人が越後弥彦神社そばの宝光院にある良寛の歌の石碑から採った拓本を持っていることによる。この歌のはじめの部分は万葉集の歌である。

相模湾も望めるお庭では野点も行われました。

201354_001
廊下の板戸には素晴らしい絵が描かれていました。反対側にもあります。この絵につての説明はいただいたパンフレットには書かれていません。

201354_002
茶会は参加者が70名以上、主催者側も入れると90名くらいの人が出入りしたことになります。他にも見学者が来ていらっしゃったので広い邸内も狭く感じた。

茶席は5席あったようだがお手伝いしているうちに席を回り損ねたので詳細は分からない。そこで初めて訪ねたこの施設について感じたことを書いて見た。

今はNPO法人が運営をしているがお掃除も行きと届いていないし、大勢の人が集まるにはおトイレの設備などまだ不十分なところが目立った。

茶会として利用するにも水屋や屏風など一般の人の入場も自由にするならばそれなりの設備が必要だと思われた。

建築としての見学にしてももっと建築構造についての説明や資料が文章だけでなく、イラストや写真で見せる工夫も必要だと思う。

松永記念館老欅荘の保存運動に携わったものとして、古いものをただ残せばいいというわけにはいかないとつくづく思う。どのような保存が望ましいのか、なぜ保存する必要なあるのか、保存に当たってはその運営にかかる費用はどうするのか、住民の意見はもちろんのこと精査してほしいと思う。

すでに民間の力なくしては財政的にも難しい時代、どのように保存維持するかは大きな問題だと思う。安易な保存は建物に対して申し訳ないような気がする。

使用者側の理解も不足するととんでもないことになりかねない。生活様式はものすごいスピードで変化している。このような建物の存在意義はあるとは思うがそれを運営する方の知識や教養も不可欠と思う。

そして何よりも大切なのはその建物を愛おしく思う気持ちだと思う。

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