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2013年4月14日 (日)

日伊協会談話会「ラファエロの芸術」

いま、国立西洋美術館で開催中の「ラファエロ展」にちなんで国立西洋美術館主任研究員渡辺晋輔さんによる講演会が開催された。

渡辺研究員は今回の展示を企画された方なのでイタリアへ出張された時のお話などまじえ、ラファエロについて分かりやすく楽しくお話をしてくださった。

話の内容は後にして・・・食事の紹介を・・並木通り三笠会館のイタリアン。

カビナータと魚介のガトー仕立て バルサミコソース

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的鯛のバーネ オーブン焼き ジェノバソースと白ワインバターソース

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抹茶のムース 小豆のアイスクリームを添えて

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イタリア国旗の色みたい。パンは2種類。フォカッチャといわゆるフランスパン。オリーブオイルが美味しい。カフェ。

50名と大勢なのでパスタ類はサービス出来ないのでいつもこのような献立となるらしい。

さて、ラファエロ。今回のラファエロ展はヨーロッパ以外では初めての開催。ラファエロはウルビーノで生れ、ウルビーノではもちろん、フィレンツェやローマで活躍、37才で亡くなる。彼の重要性はルネサンス様式を完成させたことにある。また、彼は「絵がうまい」のお手本のような人。ピカソも「ラファエロのように」描くことが出来たと自慢している。

父は宮廷画家。父亡き後もその工房を率いて17才で注文を受けることが出来た親方だった。初めは父の描き方を踏襲していたが、ペルージャの画家ペルジーノの絵も真似たりして学習を続け、死ぬまで学習し続けた人だった。自分より優れたひとの表現を学ぶことを惜しまなかった。ミケランジェロの人体表現を学び、レオナルドから素描の仕方を学んだ。コミュニケーション能力にも優れていたと思われる。ラファエロの特徴を一言で言うと気品のある表現と言える。これは宮廷画家であったことが影響していると思われる。画面の中の配置の妙、色、さりげない描き方がいかにもラファエロである。弟子を育てる力もあり、その使い方も巧みだった。

エオナルドの「モナリサ」とラファエロの「無口な女(黙す女?)」を並べてその相違点を解説し、ラファエロは「モナリサ」の制作にかかわっていたかもしれないという推測をお話しされた。

また、ラファエロは版画を作ることによって作品を広く世の中に知らせ、ブランドの展開を行った。これらを写す人が現れ(19世紀のマネ)るようになった。(彼の版画は銅版を直接彫るエングレーデイングという。)

今回出品中の中ですごくいい状態のものは「聖セバスティアヌス」(アカデミア・カッラーラ絵画館蔵)。オリジナルの筆あとが残っている。

おおざっぱであるがこんなお話だった。お話しが上手な若い先生で好感が持てた。

お話しが終わって帰り道、数軒先の「日々」の小ウインドウの作品が気になったので入ってみたら、なんとガラスだった。透明のはわかるけど黒いのもガラス。

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津田清和さん1973年生まれ。大学は法学部卒業なのにその後金沢の卯辰山工芸工房ガラス工房でお勉強。17日まで開催中なのでもう一度訪ねたい。なにぶん今日は帰りを急いでいるので・・・

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