無料ブログはココログ

2018年7月15日 (日)

イサム・ノグチ― 彫刻から身体・庭へ―展

初めて「東京オペラシテイ アートギャラリー」へ出かけた。新宿から京王線に乗ったのはたぶん二回目。
京王線を目指して歩いていたのになんと初台へ行く京王線は乗り場が違っていた。ギャラリーは駅から直結しているので迷うことはないけれど初めて行くところは結構緊張する。
真ん中に広場がある建物だった。
Dsc_5208
エスカレーターで3階だったかしら・・・
Dsc_5207
イサム・ノグチはずいぶん多方面で活躍した人。その彫刻作品はとても好きだけれど今回印象に残ったのは最初の展示室にあった「北京ドローイング」といわれる若い時に日本に来る途中に立ち寄った北京で制作した毛筆による身体ドローイングだった。
四国高松にある庭園美術館には行ったことがあるのだが、やはりNYの庭園美術館に行ってみたい。
13時から開催記念トークがあるのでそちらの会場へ移動した。山手通りの信号を待っていたら高速道路が4重?高架になっている。外国人が写真を撮っていたので気が付いた。
Dsc_5210
新宿パークタワーの会場はほぼ満席。内容は主にノグチの人柄をそれぞれ(展覧会コラボレーターがが思い出とともに)語るようなものだった。
それぞれの思い出がありすぎるし、なんとなく散漫な感じで終わった。

猛暑つづき

今年は梅雨明けが早くて猛暑が続いている。最近は春と秋が短く夏が長いと感じる。1970年代?くらいまでは春から夏になるまで初夏といわれる時期があった。ウールモスリンの長袖のブラウスが気持ちよかった季節があった。今は冬からいきなり半そでの季節になる。ウールモスリンのブラウスやワンピースでお出かけ出来た頃が懐かしい。最近、みんなおしゃれをしないのはお天気も関係しているかもしれない・・・
Dsc_5201
朝の天気予報では雨が降るかもしれないと言っていたが当地では全く降らず。でも山の上にはグレーの雲がかかっていたのでちょっと離れたところでは降ったかもしれない。
その日の夕方の雲。まずは北?の方角
名前はあるのだろうか?まるで刷毛で刷いたような雲。
Dsc_5202
そして南?の雲。
飛行機雲のような筋がいっぱいあった。
Dsc_5203
ここはちょっと周りより海抜が1Mくらい高いので空が広く見える。ここ数年は空を見上げることが多くなったと思う。
数年前は空を見上げるなんてことはほとんどなかったと思う。誰にもしゃべれない、話したくないことがあると空を見上げていることに気が付いた・・・
まだまだ、しばらくそういうことが続くのかなと思うけど、広い空を見上げられる場所があってうれしい。

2018年7月 5日 (木)

中銀カプセルタワー見学と根津美術館

カルチャーセンターの催しで見つけた「中銀カプセルタワーの見学会」に参加した。だいぶ前から取り壊すということがニュースで報じられているが、保存活動をしている方もあって依然として建ち続けている。あまりにも話題になったのでいつか行ってみたい・・・中を見学したいと思っていたらこの催しを見つけたので早速申し込んだ。
中銀は取り壊したいので手入れをしておらず、ビルの名前の字が・・・プやビが・・・かわいそうなことになっていた。
Dsc_5178
 
高速道路が迫っているので全貌が撮れない。
Dsc_5179
 
少し離れたところへ行って外観の説明を聞いた。解説してくださるのはこのビルの保存を望み、すでにいくつかのカプセルを私有している方だった。私たちのグループのほかにも外国人のグループが見学に来ていた。設計した黒川紀章さんは外国でとても評価の高い方のようだ。日本では最晩年に東京都知事選に出馬したりして好感度はいまいちらしい。
Dsc_5180
 
高速道路をまたぐ歩道橋を渡って汐留の方に行くと全体が良く見える。丸い窓はどうやら茶室をイメージしているらしい。
Dsc_5184
 
ビルに使われているアスベストのこともあり、保存も大変、壊すも大変ということになっている。
ほぼ当時のままになっている部屋も見せていただいたが何といってもキッチンスペースがないのがちょっと厳しいがホテルのように使う分には問題ないのかもしれない。今はビルの一階にはコンビニもある。
また、見学会があったら行ってみたい。
新橋からバスで西麻布へ。根津美術館まで歩くのが最近の私のルートだ。なぜなら、混雑する表参道駅とそこから根津美術館までの歩道も狭くて歩きずらいので静かでほとんど人も歩いていないこのルートが気に入っている。そしてバスから見る風景も気に入っている。新しいビルがどんどん建っているがまだまだ電信柱の残っている路地などが見えるのもいい。
根津の展示は漆の装飾と技法という副題が付いている「はじめての古美術鑑賞」。
なかなか良かった。庭園にへの出口に短冊が付いた竹飾があった。
来観者は入り口に置いてある短冊に願い事を書くことが出来るようになっていた。
Dsc_5185
庭園は緑が深くなり大変美しかった。深い緑が池の水面に映りそれがまた美しかった。
Dsc_5189
藤棚には藤の実がたくさんついていた。
Dsc_5192
 
展示室6「季夏茶の湯」は名水点ての趣向だった。なかでも黒楽茶碗「伝山田宗偏(行人偏が正しい)」作が出品されていたのがうれしかった。なんとなく、特別な愛着を感じる。
 

カスヤの森現代美術館~金井田英津子挿画の仕事展~

カスヤの森現代美術館で金井田英津子さんの「挿画の仕事―テキストとグラフィックのあいだに~」展が始まったので早速出かけた。週末のオープニングパーティのご案内もあったのだけれど諸般の事情で初日に出かけることになった。
朝は少し雨が降っていたけれど衣笠に着いたときは降っていなかった。秋海棠の花がもう咲いていた。
Dsc_5199
作品は不思議な世界だった。作家がご自分で展示の仕方をかんがえられたとか・・・
Dsc_5197
Dsc_5195
モノトーンの世界が広がる空間はおどろおどろしいところもあるけれど、なんとなくクールで夏向き?
映像作品もあった。
Dsc_5198
8月には作家のトークショーとジャズピアノの演奏会が展示室で開催される。楽しみ!

2018年7月 1日 (日)

京都日帰り・・・茶会など

朝は少し雨が降っていたけれど、京都に近づくにつれて良いお天気になってゆく。着いたら予報以上の晴れだとか・・・すごく暑い!兼用傘は日傘に・・・
最初は大西清右衛門美術館。平成三十年春季企画展「春の野にあふ茶の湯釜」展。三井記念美術館に置いてあったチラシの風炉釜が見たくなって初めて訪れてみた。
Dsc_5159
チラシにあった「唐銅蝶形風炉四方釜添」大西五郎左衛門作(江戸時代)はとても小さな風炉釜で茶箱とともに野外の野点にふさわしい大変凝ったものだった。お菓子はどんなものだったのかしらなどと想像すると楽しい。ほかにも歴代の作品が並んでいて見ごたえがある。京釜鑑賞特別茶会が開催される茶室も拝見できる。お床のしつらえも清々しくてよかった。来季の特別鑑賞茶会に参加してみたくなった。
 
続いて烏丸通を反対側へ。京都文化博物館で開催中の石元泰博(1921-2012)の桂離宮写真展へ。高知県立美術館に所蔵される石元自身によるオリジナルプリント。1953-1954年にかけて撮影したもの。彼はアメリカ生まれ。3歳の時両親の生まれ故郷高知へ戻る。高校卒業後再び渡米シカゴのインステイチュート・オブ・デザインで写真技法を学ぶ。日本の写真界に大きな影響を与えた写真家である。
烏丸御池駅まで戻り、地下鉄で一駅。丸太町へ。丸太町通りを季節の和菓子「水無月」を買う目的で歩いていくとなんとお店は臨時休業!がっかり。
仕方なくそのまま鴨川方面へ歩く。今まで気が付かなったブテイックが・・・ちょっと寄り道するつもりがお買い物してしまった。ここの奥様があの和菓子屋さんは近く閉店するとの情報を教えてくださる。跡継ぎさんがいらっしゃらないことと高齢になったからという理由。すごく残念。一年中水無月を作っているお店だったのに・・・
そして、いつものレストランで昼食。これからが本番。茶会の会場へ地下鉄と京阪電車を乗り継いで祇園まで。すごい人混みをかき分けるように花見小路の祇園楽々へ行く。あまりの人の多さに店に気付かず通り過ぎてしまいバック!
水無月の茶会。茶席には大きな茅の輪!カメラに収まらず。
Dsc_5162
 
お菓子は仙太郎の「水無月」。大きくておいしかった!寄り付きが暗かったので写真が撮れなかった。
本日の亭主、中山福太朗さんの作った茅の輪をくぐって席入り。席は掘りごたつ式の漆塗りのカウンターに座る。点前は立礼で行われる。
床の掛物は版木。花は黒高麗の花入れにギボウシ。寄付きの掛物は大綱和尚の「神祇」の和歌。さわやかな水色の紙表装。
Dsc_5163
小さな茅の輪をお土産にいただいた。中山福太朗さんの茶席は二回目だがなかなか面白い。
Dsc_5172
 
近くのライカミュージムへ立ち寄る。町屋を改装した建物の一階はカメラのお店で二階がギャラリーになっている。
こんな素敵な欄間が残されていた。
Dsc_5166
 
続いて建仁寺塔頭両足院の半夏生を見に行く。先月来たときにはまだまだ白くなっていなかったが今は満開?・・というかすごくきれいに白くなっていた。(写真が良くなくて残念。)
Dsc_5168
 
如庵写しの茶室では呈茶が行われていたとのこと。間に合わず、残念。茶室からの眺めはまた別だろうから来年挑戦したい!
東山三条からのバスは修学旅行生など観光客ですごく混雑。幸い座れたのでラッキー。

2018年6月22日 (金)

レモンパイなど

お茶会の道具も片付けたのでやっと横浜美術館の「ヌード展」へ出かける。小雨の降る日だった。
Dsc_5146
ヌード展よりもコレクション展のほうに興味があって出かけたというほうが正しい。ヌード展に展示されているミレイの「ナイト・エラント」を下村観山が模写した作品が展示されているからだ。ミレイの作品は大きくて見上げるようだったけれど、観山の作品は少し小さくて優しい感じがした。

Dsc_5145
原三溪にゆかりの展示もあって三溪が箱根白雲洞から出した手紙もあった。横浜美術館のいわゆる常設展はコレクション展というのだがいつも充実していて見ごたえがあると思う。
横浜駅に戻って、私の若い友人の作品が展示されている浅草橋のギャラリーへ行った。神田川にたくさんの屋形船が停泊していた。夜になればさぞかしにぎやかなことだろう。
Dsc_5147
ギャラリーの後は浅草へ。昨年から知り合いになったブテイック?の方が転勤になってしまったのでちょっと訪ねてみる。新しいところで働いていらっしゃった。おやすみでなくてよかった!
そうだ、ここまで来たのだからと気になっていた田原町のレモンパイのお店に電話してみた。まだありますのでお取り置きしておきましょうと言ってくださって、銀座線の前の方に乗って、エレベーターで上がってきてくださいと丁寧にご案内してくださった。おかげさまで迷うこともなくお店に到着。小さなお店だったが店内でもいただけるようになっていた。
帰宅後早々にコーヒーとともにいただいた。
Dsc_5148
いつも拝見しているブログでここのレモンパイは当たりだったと書いてあったので機会があれば買ってみたかった。このブログの方は結構食いしんぼなのだが、かなり失敗も多くてその時は「アチャー外れ!」と書いてある。この店の近くにふしぎな本屋さんもあるようだがこの日はパスした。お天気が良い日に訪ねることにしよう・・・
今年は花の咲く時期が早まっていてミズヒキソウがもう咲いていると聞いた。近所のお肉屋さんの敷地にはムラサキシキブが咲いている。
Dsc_5150
アガパンサスもきれいだった。
Dsc_5152

2018年6月18日 (月)

2018年の耳庵忌茶会 一人で行動できない女性たち・・・

2018年6月16日(土)曇り。雨が心配されたけれど降らなかったようだ。(ずっと、室内にいたのでよくわからなかった。)
今年の欠庵会,耳庵忌日茶会は欠庵さんはじめ、主要メンバーは席を持たなかったので、来てくださったお客様には少々不満足だったかもしれない。
私はおかげさまで例年のごとく老欅荘の寄付きを担当させていただくことが出来た。はじめは出足鈍く・・・でも気が付いたらお菓子が・・・80人分用意したのに・・・ほとんどなくなっていた!去年は50人くらいしか私の席に入られなかったので高を括っていたのに・・・
今年は記念館敷地の梅の実が豊作だったらしい。一日にバケツ3杯も収穫できた日があったとか・・・すでに青葉だけになっている梅の大木を見上げる。
Dsc_5140
床には中川公子作「なんとなくユーウツ」(アクリル画)を掛ける。燭台を花入れに。エアプランツを入れた。香合はガラスの蓋物。
Dsc_5139
問題の菓子。たくさん盛ったところは写真に撮らなかったので残りの状態。京都「亀屋良永」のアジサイと白金台「エリカ」のミントチョコレートをコスタボダのガラス皿に。アジサイは美しいピンク紫だったのに写真ではその美しさが伝わらず・・・
Dsc_5135
その他使った道具は↓
Dsc_5141
今年は少し健康面で不安があったところへ先月末に転んでしまった。けがをしたわけではないが筋肉痛がひどくて自分の風炉釜を老欅荘まで運ぶ自信がなかった・・・あの丸い自然石のすべりやすい階段でまた転んだらどうしようと思い、記念館の電熱器入りの風炉釜を借用した。
自分自身の老化やもろもろ・・・なんとなくユーウツな毎日である。
少しでも心に灯りがともるといいなと思いつつ・・・明治時代?燭台(ローソクと油、両方使えるようになっている)に炎のようなエアプランツを入れてみた。
Dsc_5142
毎年感じるのだが、なぜ、女性たちは4人くらいのグループでお茶会に来るのだろう?一席7人ですと入り口にも書いてあるのに一人多いのだがよろしいか?と聞かれることたびたび・・・一人で行動できる女性たちになってほしい!求む、成熟した女性たち・・・またまたユーウツになる。
 

2018年5月 9日 (水)

東京国立博物館など上野の3つの展覧会へ

気になっていた展覧会を見るために上野へ。
一つ目は東京国立博物館「日本美術の誕生」。結構行列が出来ていたけれどスムーズに入館。しかしながら、第一室は混雑していたので第二室へ直行。等伯の「松林図」があった。最近は毎年お正月に本館で展示されているが新しい建物で見るとなんだか別のものに見える。
そのあとでもう一度第一室へ行ったけれど、あまりの人の多さに嫌気がさして通過。1階の鶴屋吉信の売店でお弁当を買い、とりあえずコーヒーと調布(久しぶりで調布を食べる。アユの季節を感じる。)でしばし休憩。そのあと本館へ行って観たのがこれ↓
「藤棚図屏風」六曲一双。狩野白円筆(江戸時代18世紀)白い藤の花が清々しく美しい。
 
Dsc_5065
続いて、昨年度国宝に指定されたものを展示してある展示室へ。「紙本着色日月四季山水図」(15世紀室町時代、大阪天野山金剛寺所蔵)があったのでしっかり見てきた。(画像なし。この展示室は撮影は禁止だった。)この屏風はいままでなかなか公開されていなかったと思う。(記憶に間違いがなければ)
 
ちょっと早かったけれど、庭園公開中でもあるので購入したお弁当を本館裏のベンチで食べる。青空がきれいだった。
 
Dsc_5066
お弁当はたん熊製。例の大きな海苔巻きが入っている。毎朝京都から運んでくるのか知らん?あるいは東京に調整所があるのかしら?3種類のお弁当を販売していた。)
 
Dsc_5067
博物館を立ち去りがたかったので、本館二階をもう一度ゆっくり見てから、芸大美術館へ行く。「東西美人画の名作«序の舞»への系譜」展で修復なった「序の舞」を見る。すご~く混雑!
西の美人の展示にあった中村大三郎の「読書」と北野恒富の「いとさんこいさん」が良かった。
 
ずっと工事していたところの塀が取り払われてたくさんの種類の植物が植えられていた。最近は一種類だけでなく、数種類を植えるようになっているのね~
珍しいものもあった。
ハナイカダ。ずいぶん久しぶりに見た。
 
Dsc_5069
新芽の色がきれいだったこの木の名前は忘れた!新芽がきれいな色。
 
Dsc_5070
 
ツリバナ・・・小さな白い花が釣り下がって咲いていた。
 
Dsc_5068
この後は東京都美術館で「プーシキン美術館」展を観る。ここも混雑。ピカソの「庭の家(小屋と木々)1908年」は初めて見る作品だったけれど、よかった。
 
家の庭にバラが二輪咲いていたが最初に咲いた花が萎れかかっていたのでもう一輪を切って花瓶に挿した。毎年、春と秋に花をつけてくれる。
 
名前は忘れてしまったが、勤務先の園芸同好会の人たちが毎年バラの苗の注文を受け付けていたので購入したもの。
 
Dsc_5073

2018年5月 2日 (水)

四月下旬のまとめ(その二)

続き・・・
林屋晴三先生が亡くなられて一年がたった。あっという間の一年。
柿伝で追善茶会が開催された。
着物と帯は
 
 
Dsc_5058
アイスグレーのような無地の着物に黒地に蝶の織帯。この帯は流儀に属していた時にお揃いで頒布されたものだから、もう、30年以上前かもしれない。最近はちょっと出番が多くなった・・・
 
寄付きには松花堂の撫子図に沢庵の賛。
本席残月床に一休宗純筆「正印」。難しくてよくわからん・・・花は那須から届いた延齢草とわらび。お菓子は紫野和久傳「笹ほたる」。おいしいけれど食べにくい・・・御茶は京はやしや「天下の昔」
道具は素晴らしいものぞろい。光悦の赤楽が主茶碗。
 
点心席には先生の笑顔のお写真が陶芸家高橋奈巳さんの一輪挿しとともにあった。
 
Dsc_5060
点心も地味・・・お造りは別皿にひらめのこぶ締め。
お椀はアイナメの葛たたき。ご飯はグリンピースごはん。とてもおいしい。先日、京都で塩辛い点心を食したばかりだったので優しくて柔らかな柿伝の味にほっとした。
 
Dsc_5061
点心の後の薄茶は席に座ったままで水屋から点て出しされた。お菓子は半田松華堂の棹物。銘は藤波。御茶は八女の星野園「星霜の昔」。お道具は古今サロンの畳敷きのところに展示されていたが、新しいものばかりで構成されていた。
 
後日、久しぶりで竹橋の近代美術館工芸館へ「名工の明治」展(工芸館開館40周年記念所蔵作品展)を見に行く。
鈴木長吉「十二の鷹」が修復を終えてすべて展示されていたが、こういうものは好みではないのでさっとみて、ほかの展示室はじっくりと見たが中でも第一室にあった、池田泰眞作「網代鶴蒔絵衣桁掛屏風」(1868-1903)が素晴らしかった。屏風裏側の水の流れ(光琳流水)も素晴らしい。光琳へのオマージュらしい。こんな衣桁が置いてあるお部屋はどんな感じだったのだろう・・・
 
大好きな石黒宗麿は「黒釉葉文碗」がよかった。稲葉天目?にあこがれて陶芸を始めたとあった。一行書「一華不落」が床に掛けてあった。
江里佐代子さんの「きり金六角組飾筥」と大角幸枝さんの「銀打出花器 潜龍」もよかった。
帰りに気が付いたのだが、東京駅方面丸の内は高層ビルが立ち並び壁のように見える。空がなくなっていくような気がした。もっと、景観を重視できなかったのかしらと思う。
 
Dsc_5063

2018年4月27日 (金)

四月下旬のまとめ(その一)

 今年1月のどの具合が悪くなり、内科にかかるも好転せず、混んでいる耳鼻科を受診してようやくよくなったと思ったらまたしてものどの奥が痛くて・・・今回はまっすぐに耳鼻科にかかった。どうやら花粉症らしい。そういえば、南足柄に行った後におかしくなった。あそこはスギ花粉のすごいところだ!忘れていた・・・
薬局で薬をもらって時計を見たらすでに12時!駅ビルのパン屋さんでコーヒーとシナモンロールを買って、デッキで休憩。
 
Dsc_5038
 
Dsc_5039
 
近くで働いているのか・・・お弁当を食べる人が数人来た。
 
新緑の京都の茶室見学とランチ
京都リッツカールトンホテルで外国人のお客様に京都案内をしている小山さんの企画で丸山公園近くの茶室見学とすぐそばの菊乃井が経営する「無碍山坊」でお弁当形式のランチをいただくという内容。
小山さんの企画に参加するのは3回目。まえの2回はよかったのだが今回は外れかな・・・
とにかく茶室の来歴、現状がなんだか怪しげというかよくわからん・・・小山さんはホテルにお泊りになった外国人のお客様をここの暁の茶会にお連れしてすごく喜ばれているらしい。
とにかくお点前が・・・私の好みではない。武家茶道の流れを汲んでいるのか、カクカクしていてイライラする。私が習った流儀は手なりに・・・とよく先生はおっしゃっていた。流れるようにさわやかに・・・でも、その流儀も家元が変わったらカクカク点前になったらしい・・・
 
外国人は侍みたいな所作が気に入ったのかも知れない。
青モミジは清々しかったのだが・・・
 
Dsc_5046
 
お湯もぬるかったし・・・桜が入ったお菓子もね~京都なのに残念。
そしてもっと残念だったのは菊乃井の「無碍山坊」のお味。塩が効きすぎ~!
 
Dsc_5048
 
きれいにできてるんだけどね~
 
Dsc_5047
 
他に碗盛りとシラスごはん。デザートはつかなかった。
外国人旅行客の増えた京都ではお肉をコースの中に入れるのが流行りとか。そしてコース料理の八寸は省略の傾向にあるらしい。菊乃井のご主人はパリにまで出かけてダシがどうのこうのと・・・日本料理をユネスコの無形遺産にするのにご活躍なさった方だけど・・・ダシはほとんど感じられず・・・とにかく塩辛い!
入口を入るとすぐに中川一政の書「無碍山房」が出迎えてくれる。私たちはカウンター席だったので全員がお庭を見ながらお食事ができた。中川一政さん。どんなお味がお好きですか?
 
茶室に行くときは東山安井でバスを降りて石塀小路を歩いて行ったのだが、帰りも参加していた方と石塀小路を東山安井へ戻る。小路の生け垣のつつじが盛りできれいだった。建仁寺まで歩いてタクシーを拾い、仏光寺新町通の「The Terminal KYOTO」へ行く。今は「室礼」展をしている。2階の煎茶道具の展示と室礼も良かった。
 
入口の土間には↓こんな作品。春らしい。頑張っている野草がかわいい。
 
Dsc_5050
 
中庭に面した廊下には木の葉が揺れていた。
 
Dsc_5051
 
他にガラスの作品も素敵だったし、写真作品も多数あった。コーヒーとチョコレートでひと休み。ミカフェートのコーヒーはやっぱりおいしい。最近は京都での予定が終わるとここで一休みが定番に。小山さんもあそこはいいところですねと言っていた。予定していた新幹線より一本早くして帰宅。
 
*京都は「もう行きたい街ではなくたってしまった。」と茶会にお招きした中川夫妻がおっしゃっていたけれど本当にそんな感じを強く持った。あの茶室をお持ちの方も料理屋も本当のおもてなしとはなにかを忘れていると感じた。
*お店の名前を書くと文字が自動的大きく濃いくなってしまう。直し方がわからない!

«熱海のお料理教室